ビルマ市民フォーラム(PFB)さんより
下のお知らせが届きましたのでここにご紹介致します
大変有り難いことです
2008/09/17 T
(転載)
日本人ジャーナリスト長井健司さん殺害の真相究明を求める署名
ビルマ(ミャンマー)の最大都市ヤンゴンで軍事政権に抗議する僧侶や民衆によるデモを取材していた日本人ジャーナリスト、長井健司さん(50)が無惨にも射殺されたのは2007年9月27日のことでした。まもなく1年が経過します。
日本の警視庁組織犯罪対策課は鑑識の結果、長井さんが1メートル以内の至近距離から兵士に撃たれたものであると発表しました。
長井さんは私たちの母国ビルマで平和的に行われていたデモの様子を世界に知らせようと取材していたのです。軍事政権はなんの警告もなく、兵士に殺害を前提とした発砲を命じました。明らかに意図した殺戮です。
国際社会の一員として、私たちは母国で行なわれたこの残虐な行為を許すことはできません。
一年が経とうというのに、長井さんが亡くなるまで手から離さなかったビデオカメラとテープは未だに返却されていません。 私たち在日ビルマ人は、母国治安部隊による国民への弾圧を糾弾し、長井さんの殺害について強く抗議します。また、長井さんの殺害の真相を明らかにするとともに、犯人の特定と厳罰に処すことを求めます。遺品であるビデオカメラとテープについても内容の消去など一切の改ざんをすることなく、返却することを求めます。
ビルマの支援国であり、友好国である日本の政府、それに日本の国民のみなさん、ジャーナリストの方々にも、この長井さんの殺害に関して、ビルマ軍事政権へさらに強い圧力をかけるため、行動に参加してくださるよう心からお願いいたします。
私たちは、日本政府に対して、下記の点を速やかに実現されるよう強く要請いたします。
1.長井健司さん殺害の真相究明をビルマ軍事政権へ強く要請すること。
2.長井健司さんのビデオカメラ、テープなどの全遺品の早期返還をこれまで以上に強くビルマ軍事政権へ要請し、これら遺品を確実に取り戻すこと。
以 上
●署名呼びかけ団体:
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ市民フォーラム(PFB)
●署名賛同団体:
日本労働組合総連合会(連合)
●署名活動連絡先・署名用紙集約先:
(郵送またはFAXの受付先です)
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
総評会館3階 ビルマ日本事務所
TEL 03-5296-3010 / FAX 03-5296-7903
(転載終了)
(参考URL)
http://www1.jca.apc.org/pfb/
【9月17日】在日ビルマ人らが長井さんの署名活動
2008年9月17日【9月16日】フジテレビが新聞協会賞を受賞
2008年9月16日昨年9月27日、長井健司記者がミャンマーで取材中に
銃撃された瞬間をとらえたフジテレビの映像が、
2008年度の新聞協会賞を受賞しました。
※以下、受賞理由は、新聞協会の発表より
フジテレビジョン
「ミャンマー軍兵士による長井健司さん銃撃の瞬間ビデオ映像スクープ」
(授賞理由)
フジテレビジョンは、平成19年9月27日、ミャンマーのヤンゴンで、
反政府デモ取材中の日本人ジャーナリスト・長井健司さんが
治安部隊兵士に銃撃され、倒れた瞬間をとらえ、翌28日朝のニュースで報じた。
ミャンマー政府は長井さんの死亡を流れ弾に当たったと説明し、
事実を闇に葬り去ろうとしていたが、このスクープ映像が故意に銃撃された事実を立証し、
ミャンマー政府の虚偽と残虐性を暴いた。
言論弾圧の厳しいミャンマーにおいて、反政府デモの情報を事前に察知し、
周到な準備のもと撮影したこの決定的な映像は、
各国メディアが報じ、全世界に衝撃を与えた。
各国政府の対応と報道の流れを一変させた国際的影響力を持つ
価値ある報道として高く評価され、新聞協会賞に値する。
http://www.pressnet.or.jp/info/hyosho/kyokaisyozyusyo.htm
【書籍案内】「命の対価」(著・山路徹)9/12発売
2008年9月12日APF通信社代表・山路徹が書き下ろした書籍が
本日9月12日(金)に発売となりました。
「命の対価~独立系ニュース通信社の使命~」
著者:山路徹
出版社:主婦と生活社・プラチナBOOKS
価格:998円(税込み)
2007年9月27日、ミャンマーで取材中、軍事政権の凶弾に倒れた長井健司記者。
彼が遺したものとは…。
世界の紛争地帯を取材してきた山路徹が、独立系ニュース通信社の実態を紹介。
プロローグ:2007年9月27日のこと
第1章:独立系ニュース通信社とは?
第2章:戦場取材に必要な経費
第3章:長井記者が遺したもの
第4章:[スタッフ回顧]長井さんといた現場
第5章:それでも私たちが戦場取材に行く理由
エピローグ:APF通信社が目指すもの
【番組案内】フジテレビ「FNNスピーク」
2008年9月3日9月4日(木)放送予定
フジテレビ系列「FNNスピーク」
放送時間 午前11時30分~正午
特集『ミャンマー・邦人記者銃撃事件から1年…』
昨年9月27日にミャンマーで反政府デモを取材中に
銃撃され死亡した長井健司記者の特集が放送される予定です。
※なお、放送は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
【更新情報】APF特集 オリジナル番組の配信開始
2008年8月29日当ホームページ「APF特集」でオリジナル番組の配信を開始しました。
『報道カメラマンが見た現場の真実
~最前線で活躍するカメラマンによるトークセッション~』
番組内容:
報道の最前線に立つカメラマンをゲストに迎え、
「現場で起きていること」「伝えるということ」「ジャーナリストとは」をテーマに
新聞やテレビなどが報じない現場の真実を語る、トーク番組です。
ぜひご覧ください!
ゲスト:
石川文洋さん(報道カメラマン)
仙波理さん(朝日新聞社編集局写真センター・次長)
番組時間:
約1時間
↓↓↓番組再生はこちらから↓↓↓
http://www.apfnews.com/apf_feature/