2008年8月 のアーカイブ

【更新情報】APF特集 オリジナル番組の配信開始

2008年8月29日 金曜日

当ホームページ「APF特集」でオリジナル番組の配信を開始しました。
『報道カメラマンが見た現場の真実
~最前線で活躍するカメラマンによるトークセッション~』
番組内容:
報道の最前線に立つカメラマンをゲストに迎え、
「現場で起きていること」「伝えるということ」「ジャーナリストとは」をテーマに
新聞やテレビなどが報じない現場の真実を語る、トーク番組です。
ぜひご覧ください!
ゲスト:
石川文洋さん(報道カメラマン)
仙波理さん(朝日新聞社編集局写真センター・次長)
番組時間:
約1時間
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↓↓↓番組再生はこちらから↓↓↓
http://www.apfnews.com/apf_feature/

【やまじブログ】伊藤和也さん 拉致殺害事件

2008年8月28日 木曜日

昨日、アフガニスタンで活動中の日本人、伊藤和也さんがタリバン系の武装グループに
殺害されました。
志半ばで亡くなったことは、さぞかし無念だったと思います。
また、伊藤さんのご両親や関係者の皆さんのお気持ちを察すると、断腸の思いです。
伊藤さんも長井さんも志半ばで凶弾に倒れてしまいました。
残された者たちにできること、それはやはり、彼らの遺志を継ぎ、しっかり生きてゆくことだと思います。
伊藤さんのご両親やペシャワール会の皆様はいま、大変な状況だと思います。どうか頑張って下さい。
2008/08/28 やまじ

【やまじブログ】長井さんの誕生日 署名10万人に

2008年8月27日 水曜日

きょう8月27日は、長井さん51回目の誕生日です。
去年の誕生日のことが思い出されます。
深夜、会社でパソコンに向かっていた長井さんが突然、「わーッ!」と叫んだそうです。
突然の声に驚いたスタッフが、「長井さん、大丈夫ですか?!」と声をかけたところ、
長井さんは、「50になっちゃったよ!」と苦笑いしていたそうです。
時計を見ると、ちょうど零時をまわったところでした。
長井さんは、何歳になっても少年のようなところがあったの人なので、
50歳になったことが余程ショックだったのでしょう。
それから丁度一ヶ月後の9月27日に長井さんは亡くなりました。
もう歳をとることはなくなりましたが、もっともっと、一緒に歳を重ねたかったです。
そんな今日、日テレの汐留ジャンボリーで、長井さんカメラの返却を求める
署名が10万人に達しました。
長井さんには最大の誕生日プレゼントになったのではないでしょうか。
長井さんの照れ笑いが、目に浮かびます。
今日まで署名活動をしてくれた皆さんや、署名に協力して頂いた10万の人々には
感謝の気持ちで一杯です。
まもなく一周忌です。
私たちも、皆さんの期待に応られるよう、ラストスパートをかけたいと思います。
2008/08/27 やまじ
IMG_0492.jpg(汐留ジャンボリーの長井さんブースの様子)
IMG_0496.jpg(長井さん愛用のビデオカメラ)

【8月21日】中国軍がチベットで発砲 140人死亡か

2008年8月21日 木曜日

チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は、現在滞在中のフランス・パリで
ある衝撃的な証言を行った
中国軍が今月18日、チベット自治区東部カムでデモを繰り広げていたチベット系住民らに発砲、
デモに参加していたチベット系住民140人が死亡した可能性があるという
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我々が今年4月、デモのあったチベット族の居住区で撮影した映像
チベット系住民を威嚇するためか、街の中心部で訓練を展開する武装警察の様子だ
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怯えるように暮らすチベット系住民の自宅隠し部屋には
ダライ・ラマ14世の写真が密かに飾られていた
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今回のダライ・ラマ14世の証言が真実なら、中国は平和の祭典と言われるオリンピックの影で
非人道的な犯罪を犯していたことになる
現在弊社では関連情報の収集に動いている
続報が入り次第明らかにしたい
2008/08/21 T

【番組案内】長井健司記者射殺事件から1年

2008年8月14日 木曜日

1pc.JPG(C)REUTERS
私たちAPF通信社はいま、長井さんの一周忌に向けた番組取材を行っています。
以下、番組の予定内容です。
①長井さんの遺志を継ぎ、ビルマ民主化運動の現実を伝えること
これは、APF通信社のスタッフが厳戒のビルマに潜入し、ビルマ軍兵士のインタビューや、
弾圧される人々の様子を取材したものです。そこで私たちが見たものは…
そして、ビルマ軍兵士の口からは信じられない言葉が…
②この一年、日本外務省や警察が、ビルマ軍事政権と、どのような交渉をしてきたのか?
これは、「現場へ行けない」という大きな壁を乗り越え、日本警察が成し遂げた捜査の成果。
そして、そうした警察の懸命な努力とは対照的な日本外務省の姿です。
「なぜカメラを取り戻せないのか?」が良く分かるものです。
私たちが入手した外務省などの内部文書などを通して、この一年、日本政府が何をしてきたか、
また何をしなかったか?それはなぜか?を検証します。
③新映像が語る現場の真実
私たちは総力取材によって、事件当時の様々な映像を入手することができました。
新映像の分析や、撮影者の証言を基に、現場で何が起きていたかを改めて検証します。
④長井健司記者が遺したもの
長井さんの事件後、私たちAPF通信社には多くの皆さんから励ましや応援の声が寄せられています。スタッフ一同、感謝の気持ちで一杯です。
そのなかには、長井さんが作詞作曲した歌をうたう若者の姿もあります。
番組では彼らの姿をドキュメントし、長井さんから影響を受けた、日本の若者たちの姿に迫ります。
色々と書きましたが、放送局は未定です。各局へのプレゼンテーションもこれからです。
放送局や放送日時が決まり次第、またご報告します。
また、このブログの読者の皆さんからリクエスト等があれば番組に反映させたいと思いますので、
是非、メールでお寄せ下さい。ask_apfnews-kanri@apfnews.com
2008/08/15