ある曲がAPF通信社に届いた
タイトルは、「涙~世界のどこかで瞬間(いま)」
作詞、音楽プロデューサー・近藤由紀子さん
歌は、韓国人歌手・Kennyさん
近藤さんは去年、長井健司記者がビルマで取材中に銃撃され
死亡した際のニュース映像に強い衝撃を受けたという
そして、撃たれても尚、カメラをしっかりと握り続けた長井記者の姿に感化され、
「涙~世界のどこかで瞬間(いま)」という詩を書き上げた
また、この詩を韓国人歌手・Kennyさんが歌い、夏にレコーディングを終えて、
もう間もなく発売される予定だという
「世界のどこかでいま~」
歌詞は、著作権の関係で?まだ公開できないとのこと
とても、とても良い曲
2008/11/11 T
(右から、近藤由紀子さん、Kennyさん、APF代表 山路徹)
(参考URL)
◆Producer 近藤由紀子の日記「長井健司さんの1周忌に寄せて 2008-10-17 」
http://d.hatena.ne.jp/yukigeshiki/20081017
◆Kennyオフィシャルブログ「長井健司さんの命日 2008-10-02 11:15:14 」
http://ameblo.jp/kenny-net/entry-10146344118.html
【11月11日】Kennyさんが来社 「涙」を聞く
2008年11月11日【取材記】カレン民族解放軍 KNLA②
2008年11月9日※カレン民族解放軍 KNLA①の続き
ビルマ軍の脱走兵らに長井記者が銃撃された直後の写真を見てもらった
彼らが一様に指摘したのはビルマ兵の持つ銃の形
「G3に間違いない」
(写真提供:Reuters)
凶器は“G3”と判明
ビルマ軍との戦闘で奪い取ったという、G3の実物を見せてもらった
(G3)
G3は、ドイツの銃器メーカーが開発した兵士対兵士の戦闘用小銃だ
その仕様や口径の大きさから“バトルライフル”とも呼ばれる
(画面右がG3の弾 7.62mm)
極めて殺傷能力の高いこの銃をビルマ軍は非武装の市民らに向けて発砲した
明確な“殺意”を持って・・
(KNLAの司令官)
KNLAの司令官が、今後について語った
「私たちは、カレンのために戦っているのではありません
国のために戦っているのです」
「すべての民族と組織が団結して活動すれば―
軍事政権はそう長くは続かないでしょう」
長井記者が命懸けで世界に伝えたビルマの実態
果たして軍事政権の行方は・・
2008/11/9 T
筑紫哲也さんから頂いた言葉
2008年11月7日本日、筑紫哲也さんがお亡くなりになりました
2008年11月7日
突然の訃報に大変驚いています。
私が今日まで頑張ってこられたのも、
またAPF通信社が存在するのも筑紫さんのお陰と、
いつも心の中で感謝しておりました。
悲しくてなりません。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ご家族の皆様には、どうかお力を落とさず、
お体にお気をつけ下さいますよう心よりお祈り申し上げます。
私たちも、筑紫さんのジャーナリスト魂を引き継ぎ、
今後も精一杯頑張って参ります。
2008/11/7 APF通信社代表 山路徹
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【取材記】カレン民族解放軍 KNLA①
2008年11月6日ビルマ・ヤンゴンで去年9月、
反政府デモを取材中にビルマ軍兵士による至近距離からの銃撃で死亡した長井健司記者
(長井記者のデスク)
長井記者は生前、“KNLA”の取材を計画していた
「Karen National Liberation Army」=カレン民族解放軍とは、
ビルマの反政府組織カレン民族同盟「KNU」の軍事部門
私たちは9月、遺された取材を完結させるためビルマに潜入した
(KNLAの兵士と)
民族自立を求めるカレンなどの少数民族は、
ビルマ族を中心とする軍事政権から迫害を受けている
ほとんどの少数民族が停戦を余儀なくされている中で今も尚、
自衛のための武力闘争を続けているのはKNLAだけ
(ビルマ軍の脱走兵ら)
KNLAのキャンプでビルマ軍の元兵士らに出会った
今、こうした“脱走兵”が後を絶たないという
彼らは私たちにこう訴えた
「私たちが守っているものは軍事政権のトップのイス」
「ビルマ兵50万人のうち、およそ半数は軍事政権に不満を持っている」
(写真提供:Reuters)
取材を進めると、長井記者の銃撃に使用された銃について、
“ある重大な証言”を得ることが出来た・・
2008/11/06 T